アドウェアを駆除した一撃必殺の方法

アドウェアを駆除した一撃必殺の方法を紹介します。

ウィルス対策のソフトも拡張機能も全然効果がなかったのに、10分ぐらいの作業で完全にアドウェア・マルウェアから解放されました。

(対策について今すぐ知りたい方は、効果絶大だった対策をご覧ください。)

アドウェアの現象

一時期、ネットで調べ物などを始めると、勝手にリンク先が書き換えられるのか、全く意図していないサイトに飛ばされることが続きました。

ニュースサイトの一覧から記事のリンク先をクリックすると、その記事ではなく違うサイトに飛ばされました。

飛ばされたリンク先には、

  • 「お使いのシステムは3件のウィルスに感染しています」というアップルを騙ったサイト
  • 大人向けのサイト各種
  • ショッピング・サイト各種

といったものがありました。

見ているサイトのリンクでない場所をクリックしても、勝手に別のページに移動したり、操作がままならない状態になることもありました。

効果がなかった対策

原因がわからないまま、

  • ウィルス対策のソフト(無料&有料)を導入した
  • 拡張機能を何本も試した
  • リンク先のサイトを全てブロックした
  • ブラウザのタスクマネージャーをチェックした

などなど試してみましたが、一向に解決しませんでした。

厄介だったアドウェアの性質

一番面倒だったのが、「あるサイトをブロックしても、しばらくするとまた同じそのサイトに飛ばされてしまう」という現象で、その原因は「そもそもブロックしたURLが、最終的に到着するサイトへジャンプさせるためのリンク・アドレス」だったことでした。

「特定のページにジャンプさせるためのURL」を回避しても、それが定期的に書き換えられているため、変更されるたびにブロックするURLを追加しないといけなかったのが堪え難い苦行でした。

このいたちごっこ・・・・・・にいい加減うんざりしていた頃に偶然やったことがきっかけで、アドウェア無限地獄から解放されました。

効果絶大だった対策

あんなに困っていたのに、あっけないほどシンプルな方法で、URLの書き換えが一切行われなくなりました。

効果絶大だった対策とは、

「クロームの拡張機能を最小限に減らした」

ことでした。

https://otonasense0.xsrv.jp/minimizing-chrome-extensions

それは、時々やってくる「ミニマリストに憧れる時期」がきっかけでした。
急に思い立って、拡張機能の整理整頓を行ったんです。

私が現在常駐させている拡張機能は全部で8個です。

これまでは上記以外に26個、合計34個のChrome拡張機能を常駐させていたのですが、ミニマリストになりたい旋風が駆け抜けた時に、毎日使っているもの以外は削除しました。

削除した機能は、必要な時に再度インストールして、使い終わったら即アンインストールする、という使い方に変更しました。

この運用を始める前は、面倒で続かないかなとも思ったんですが、実際にやってみるといつでも使っている拡張機能っていうのはそんなになく、意外に困りませんでした。

アドウェア駆除の観点から一つ一つの拡張機能について検証したわけではないので、どれが原因とはっきりした事は言えませんし、もしかしたら拡張機能が原因では無いのかもしれませんが、これ以外の事は特にいじっていないのにURLの書き換えがなくなったので、この対応が効いたと推測しています。

さらに今回の反省点として、「Chrome ウェブストアですでに配信停止になっている拡張機能をオンにしたままだった」という問題がありました。

インストールしていた拡張機能の中には、すでにストアで配布されていない状態のものもいくつかありました。

配信が終わっているということは、現行のクロームのバージョンに対応していないとか、何か問題があったということが考えられます。

でもインストール済みの拡張機能がストアで配信停止になったからといって、自動的にアンインストールされるという事はないようです。

仮に脆弱性があった場合、攻撃されるポイントになる危険もあるので、早めに見つけてアンインストールするのが安全かなと思いました。

でも、どうやって配信停止の拡張機能を見つけたらいいんでしょう?

Googleでは配信停止のお知らせ等を管理していなくて、開発者の対応次第だそうです。

もうすぐ終了ですよというバナーを出してくれる開発者もいれば、特に対応しない方もいるようです。

拡張機能の提供が終了した場合 – Google Chrome ヘルプ

配信停止になった時点でアラートが表示される機能が欲しいですね。
その際、類似機能を持つ拡張機能を紹介してくれると感謝倍増ですね。
妄想ですが。

最後に

アドウェアが有料のウィルス対策ソフトでも対策できないとなると、手の施しようがないなと途方に暮れていたところ、簡単なことで解決してよかったです。

関連記事

コメントを残す

*

error: Content is protected !!